動いた心の記録

関ジャニ∞ と Hey! Say! JUMP を中心に好き勝手にぼやき

カラフト伯父さん 東京千秋楽etc. 感想

※ネタバレありです。
※最後ファンに対して毒吐いてますのでお気をつけ下さい。

結局5回も行ってしまいました。
譲っていただいた方や同行させて頂いた方には感謝でございます。

5回の内訳は…
4/25 18時 下手
5/2   18時 センター(上手側通路横)
5/6   13時 上手
5/9   18時 センター(下手より)
5/10 18時 下手

そして各公演のざっくり感想…

●4/25 初日ということで色々と衝撃を受けました。初日の感想はコチラへ。
私が見た中では唯一ラストシーンで徹くんのタオルが外れました。
タオルが無い方が幼く見えてあのシーンには合っていたんじゃないかなと今は思います。

●5/2 初日は同行させて頂いたのですが実は凄く良席でして、この日は割りと後列だったので冷静に全体を見れたと思います。
伊野尾ちゃんが軽トラのエンジンを入れるたびに間違えて左ウインカーがチカチカするのに癒やされました。笑
下手からじゃ見えなかった表情も見えて面白かった。舞台って見る位置でこんなに違うんだ。
最後徹くんが鉄工所のドアを開けて「ここで頑張る!」と晴れやかに決意表明をするのですが、その時の悟郎と仁美さんがとても優しい表情をしている事に気がついた。

●5/6 2日の公演後風邪を引きまして。グローブ座でもらってきたんじゃないかと未だに疑っています。笑
6日には全快したので初めての昼公演へ!そして初めての上手へ!これまた別視点で楽しかった。
ところが伊野尾ちゃんもやたら鼻をすすっていたり、鼻をちょいちょい弄ったり(もとからの癖もあると思うけど)していたので、もしや伊野尾ちゃんも風邪を引いたのでは!?と老婆心がムクムク。
この季節の風邪は鼻と喉がグズグズになるのでなんとも心配でした。
内容は…バナナの食べ方が小動物っぽくなっていた。ほっぺもパンパンにしてハムスターみたいだった。最後口に入りきらなくて手で押し込んでました。そしてバナナのスジを取る拘りも見えました。笑
記憶違いでなければ、私が見た中ではこの回からかな?「ここに泊まる!」と言った仁美に対して悟郎だけでなく徹も「ほへぇ〜?」と大きく反応。
徹くんが荒れるシーンが見切れると聞いていたのですが、私の席はセーフでした。
仁美さんの椅子を見た悟郎が「よく見ると明朝体だな!」といういじり。めちゃくちゃ笑いました。笑

●5/9 ついに来ました…くだんの件の最前列…凄かった!!
悟郎が話しかける辺りの席で、ギリ悟郎さんと目が合うことはありませんでした…残念だー。笑
なんて言うか迫力が全然違った…升さんと松永さんは遠くから見てても凄かったのに更に凄い。そして伊野尾ちゃんの迫力ももちろん凄かった。
怒ったりフザケたり一挙一動がズバンズバン飛び込んできて異様に疲れました。笑
ソファーが軋む音も息遣いも聞こえて感動。そして升さんが本当に細かい演技をされてるんですよね。
なるべく伊野尾ちゃんを目に焼き付けておこうとガッツリ見ていたのですが、本当に綺麗。美しかった。そしてほっそい。手なんか血管浮きまくりだし骨も浮いてるし、白いし。
そしてこの日も鼻水をすすりまくり、拭いまくり。鼻の頭赤くなっていました。大変だなあ。
この日思ったのは、伊野尾ちゃんいきなり怒る表情になるなーと。
気づいたのは悟郎が外から帰ってくるシーン。
悟郎が暫く喋り続けて地震の話になったら徹がその場を離れてしまうんですが、悟郎が喋ってる時仁美は悟郎じゃなくて徹を見ているんですよね。
その間の徹の表情が少し物足りなく感じた。もう少し徐々にイライラしていく感じを出ていて欲しいというか…仁美が徹を見ているって事は徹に注目するべき点があるはずなのにそれを特に感じなかった。
ずーっと不貞腐れてる顔はしてるんだけど、いきなりブチ切れモードになるなーってその他でもちょいちょい感じました。
と、思いきや毛布を被った徹と悟郎が言い合いになるシーン。
悟郎に手を掴まれた徹はそっぽを向いているんですが、泣き顔と怒りが混じったような表情。ここは沸々と高まっていく感情が見えて何とも切なかった。
あの表情が出来るってことはブチ切れ前に沸々感を出さないのはわざとなのかな?とぐるぐる考えてしまいました…。笑
あとは…徹が悟郎と仁美の荷物を外に放り投げるシーン。
悟郎のキャリーをドアまで持っていく途中でキャスターの付いていない面でズリズリゴロゴロ転がしていっていて、悟郎が「ああ!そんなに雑に扱わないで…!」と言っておりました。笑
仁美の赤ちゃんが動いたシーンでは悟郎が「母さん、僕はバナナだけでは嫌です。」みたいな事を言っていて「男の子なの?」と仁美も笑っておりました。
あと、椅子を荷台に積むように仁美に頼まれた時に悟郎が「はは〜!」みたいな時代劇ノリをしていました。仁美と徹の時代劇ノリ、毎回ウケてるから升さんもやりたかったんだろうなぁ…なんて可愛いおじさんなんだ。
それに対して仁美は「あんたは良いのよ。」みたいな冷たい返しでした。笑

…なんか悟郎の感想ばかりになってしまった。
でもやっぱり今回この舞台を見て伊野尾ちゃんにビックリしたのはもちろんですが、升さんと松永さんの貫禄ある演技にも本当に毎回驚かされました。

あ、伊野尾ちゃん!最後にドアの外に向かって晴れやかに話してる時に噛んでいました。分かりやすく噛むの初めて見たので、逆に今まで派手に噛んでなかったんだなあと感動してしまいました。
あと前後してしまいますが、暴れる前の悟郎と仁美の荷物をトラックに積むシーン。
【荷物積む→ラジオ消す→辺りを見渡す→ラジオつける→荷台に寝転ぶ】の流れが
【荷物積む→ラジオ消す→荷台に腰掛ける→辺りを見渡す→立ってラジオつける→荷台に寝転ぶ】になっていたので、おそらく間違えたのかなぁと。でもさり気なく修正していたので何も違和感はありませんでした。
あとはー…仁美椅子の明朝体いじりで悟郎が「これは透かし彫りってやつか?」とアドリブを入れたら車に乗ってる徹が「おお、彫ったんや」って返してて、それが可愛いのなんのって…!

そういえばグローブ座のトイレで聖子ちゃん流れてました。
細かいこだわり素敵です(*´∀`*)

●5/10 とうとう東京千秋楽!!
バナナの皮を勢い良く捨てた後、コップを冷蔵庫の上に置く時に勢い余ってコップが転がってしまっていました。笑いがおきてましたが不本意な笑いだろうなぁ。ドンマイ!
どこかのタイミングでやっぱり左ウインカーチカチカしていました。笑
一回ちょうど伊野尾ちゃんの目線先に入る時があって、見られてるはずないのにソワソワして見てられなかったです。笑
やっぱり凄く綺麗な顔なのだと再確認。
鼻のすすりと拭う仕草は相変わらず。
東京最後だからなのか声とかわりと大きめで出しきっていた印象です。
悟郎の溶接台の上でのダンスがマジシャンっぽくなっていました。トランプをきって数枚投げてキャッチするんだけど、絶対最後の一枚が顔に当たるっていう謎の表現。笑
升さん本当におちゃめな人なんだなあ(*´∀`*)

初日とどう変わったかなあと考えつつ見ていたのですが、
まずは神戸弁でしょうか。私は関東の人間なので細かいニュアンスはわからないのですが、やはりどんどん上手くなっていたと思うし、アドリブも神戸弁で返すよう努めていたと思います。
あとは声のトーン。これは単純に喉を痛めたのかセーブしてるのかは謎ですが、初日に比べてずいぶん声が低くなった。最後の長台詞のシーンは特に。
そして1番は演技の抑揚!これはやっていく内に掴んでいったんだろうな…。
東京千秋楽の長台詞。細かいセリフは覚えてないのですが
今までポツポツと辛い過去を話してい徹が「辛くて」だか「苦しくて」だかって言う時に凄く力込めて言っていて、なんかその瞬間ゾワッと鳥肌というか寒気みたいなのを感じました。
凄かったなー。そして私はやっぱり「カラフト伯父さーん!」って連呼する部分に弱い。あそこでグッとくるんですなー…。
演技に抑揚が付くようになって全体的に迫力が増したなあと思います!

そしてカーテンコール。
いつもより1回多く出てきてくれました。
最初に升さんが松永さんと握手をして、その中に伊野尾ちゃんも入れて3人で握手ってなったのですが、その瞬間に伊野尾ちゃんがブワッと涙目になっていました。
それを見た升さんが頭をポンポン。それを見てなんだか泣いてしまいました。笑
そして伊野尾ちゃんの「ありがとうございました!」の一言で3人でお辞儀。

そういえば東京初日に勢い余って書いた舞台全体図の絵をせっかくなので…パースやらサイズやらむちゃくちゃですみません…
そしてとってもとっても大事なストーブを書き忘れるという失態(ノ∀`)アチャー

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伊野尾ちゃんを好きになって数ヶ月。
まさか初めて見れるチャンスがこんなにすぐ来るとは思いませんでした。

初めて見るのが“伊野尾くん”じゃなくて“徹くん”っていうのに最初はどうなんだろう…と考えましたが「せっかく近くで見れるんだしおkおk」と持ち前の切り替えの早さを発揮。
多分、上記の理由で見送っていたらこの先絶対後悔してただろうな。それくらい素敵な舞台だった。
伊野尾ちゃん好きになれて良かったです!!






ここからはファンへの愚痴なのです。吐き出したいのです。ごめんなさい。
一応小さく薄く書いてみます…。






舞台を見に来たんじゃないの?って方がちらほらいて、これはファンの年齢層的にしょうがないのかな…。
明らかに視界を遮る過度な髪飾りとか、コンサートで見るような目を引くための参戦服とか、顔にぺたぺたシール貼り付けてたりとか…。花冠を見た時は本当に絶句しました。造花だろうが枯れてしまえ!と思ってしまった。
私自身、髪飾りの被害は受けなかったですし服装やシールに関しては無視してれば良いのです。それだけだったら吐き出さなくても飲み込めたんです。
ただ、公演中に喋るのは本当にやめてほしかった。最前に入った日に「かわいっ…!」って2列くらい後ろから悶える声が聞こえて、マジかよ…勘弁してくれよ…と悲しくなってしまった。
幸い悶えた人のお友達が制してくれた雰囲気が感じられたのでその後大人しくなってたけども。なんだかなー…伊野尾ちゃんへの愛は十二分に伝わるんだけど、一度行動に移す前に少し冷静に考えて欲しい…。
これがイフオアとか1人舞台だったら多少許容されると思うんですよ。イフオアなんて暗転から村上くんが登場しただけで悲鳴あげてる人多数でしたしね…。
もちろん、上記の事柄は圧倒的少数です。
ただ今回多くの人に対してなんだかなーって思ったのがね、夜公演後のアレ。仕切ってる人にも、仕切られて言うとおりにしてる人にも傍観してるグローブ座の人にも、なんとも言えない気持ち悪さを感じた。
アレさ、普段はああいうこともしてない人も今回は「え?そうなの?」って簡単に参加できる感じだったんですよね。だからなのか凄い人が多かった。
そりゃあ私だって良いなって気持ちはありましたよ。普段できない体験だし。そもそも本人が応えてるからあの人だかりがあるわけだし。
でもさ、公演後必死な顔してダッシュして外に出て行く姿とか、子供の手引いて「あれ?こっち?」と行ったり来たりして人にぶつかっても謝らない親の姿とか、東京千秋楽のカーテンコール3回目が終わった時点で外にダッシュで出ようとしたけど拍手が鳴り止まないから「あれ?また出てくるのかな?」って形だけの拍手をしながら舞台と出口をチラチラ様子見してる姿とか
正直すっごく不細工で、こうはなりたくないって思わせてくれました。
それでも!それでもやっぱり悩みましたよ!羨ましい気持ちがあったのも事実です。最後まで悩んでました。
でも最後の最後、カーテンコールで声を発してこなかった伊野尾ちゃんが「ありがとうございました!」って言ってくれた時に、凄く心がスッとしたというか、ただのファンである自分にとってこれ以上の言葉ってあるのかなって思ったのです。
人それぞれの価値観はもちろんあるし、こういう文化あってこその世界だとは思うので全てを否定する気はないのですが、自分はこの価値観を大事にしていこうって思いました。
(ちなみに大阪でのこの件に対して、伊野尾ちゃんに文句を言ってる人の存在は全否定したい気持ちです。)